更新日:2024.05.21リハビリ【2024年最新版】科学的根拠に基づくパーキンソン病の歩行練習法3選|理学療法士が解説
パーキンソン病は、神経系の慢性進行性疾患であり、主にドーパミンを生成する神経細胞が減少することによって発症します。
この病気の主な症状には、震え(震戦)、筋肉のこわばり(硬直)、動作の遅さ(無動)、およびバランスの悪化が含まれます。特に歩行障害は、パーキンソン病患者のQOL(生活の質)に大きな影響を与えます。
本記事では、科学的根拠に基づく歩行練習法を理学療法士の視点から解説し、3つの有効な歩行練習法を紹介します。
目次
科学的根拠に基づく歩行練習法の重要性
パーキンソン病の歩行障害を改善するためには、どのような運動を行えばよいのでしょうか。
ただでさえ歩きにくくなっている中で運動していくこと自体も簡単ではないと思いますので、 どうせやるなら科学的根拠に基づいたリハビリテーションの方が確実です。
多くのパーキンソン病患者様の歩行状態改善に向けたリハビリの効果を検証した論文をもとに、 歩行改善に向けて自宅で行える形でトレーニング方法を紹介します。
歩行が改善すると、行きたいところにいくことや会いたい人に会うことができます。 これらがいわゆる生活の質を向上させることかと筆者は考えております。
紹介する練習方法を参考にしていただいて、自由に活動できる機会を増やし、パーキンソン病とうまく付き合いながら充実した日々を過ごすヒントとなれば幸いです。
歩行練習法1:すくみ足を改善するエクササイズ
すくみ足の原因と対策
パーキンソン病では、ドーパミンを生成する神経細胞が徐々に減少し、運動を制御する能力が低下します。 ドーパミンが減少することで、歩き初めや以下のような状況で足が突然でなくなり、時には転倒につながることもあります。
- 狭い場所や混雑した場所を通るとき
- ドアの通過や障害物を避けるとき
- 方向を変えるとき
- 緊張やストレスが高まったとき
改善方法
すくみ足の改善には、以下の方法が有効です。
1. 視覚的なガイド
- 床に目印をつける:テープや線を床に貼り、これを跨ぐように歩くことで、足の動きを誘導できます。
2. 音楽やリズム
- リズムに合わせて歩く:メトロノームやリズミカルな音楽に合わせて歩くと、一定のテンポで歩行しやすくなります。
3. 特定の動作
- 足を横や後ろに一歩出す:これは筆者の経験則ですが足を横や後ろに一歩出してから歩き始めるとすくみ足を生じることなく歩ける場合があります。
4. 薬物療法
- ドーパミン補充薬などの調整:直近2週間程度の症状の頻度や時間帯による変化などをもとに医師に相談し、指示に基づいて、ドーパミン補充薬を使用することで、症状の改善が期待できます。
5. 理学療法
- バランス訓練:バランスを改善するための特定の運動やストレッチを行います。
- 歩行訓練:歩行のパターンを改善するための訓練を行います。
効果的なエクササイズ紹介
すくみ足に対する歩行練習で効果的なものは、外的キューといって、音や目印など、歩く際のきっかけや手がかりを作ることです。 パーキンソン病の方は自発的な運動(自分で思った通りに身体を動かすこと)が苦手ですが階段のように目印があるところに足を出す能力は保たれることが多いです。 そこで、目印や音を用いて歩き始める練習、歩き始めた後も一定のリズムで歩く練習を繰り返し行い、ご自身にあった外的キューを見つけることが効果的です。
- メトロノームを用いたリズム歩行訓練:一定のリズムに合わせて歩行することで、すくみ足を改善します。まずは、ご自身の足踏みしやすいリズムに合わせてから、徐々に早めたり遅くしたりすることで、ご自身にあったbpmを探り、リズムを調整する練習にもなります。
- 床にマーカーを置いた歩行訓練:ボールペンを足元に置いて跨ぐように歩くことで、1歩が出やすくなるかたも多いです。このように視覚的なガイドを使用して歩行することで、すくみ足を減少させます。
参考文献
- Nieuwboer, A., Rochester, L., Müncks, L., & Swinnen, S. P. (2009). Training strategies to improve freezing of gait in Parkinson’s disease: a review. Neurorehabilitation and Neural Repair, 23(6), 531-541. doi:10.1177/1545968309332886. (IF: 4.710)
- Gilat, Moran, et al. “A systematic review on exercise and training-based interventions for freezing of gait in Parkinson’s disease.” NPJ Parkinson’s disease 7.1 (2021): 81.
- Kwok, Jojo Yan Yan, et al. “Managing freezing of gait in Parkinson’s disease: a systematic review and network meta-analysis.” Journal of Neurology 269.6 (2022): 3310-3324.
歩行練習法2:バランストレーニングで転倒予防
パーキンソン病患者の転倒リスク
パーキンソン病の患者さんは、転倒のリスクが高くなることがあります。これは、パーキンソン病の症状である姿勢反射障害(バランスを崩した時の反応が出にくくなること)や筋力などの運動機能の低下によりバランスの問題が原因です。以下に、転倒リスクの原因とその対策について説明します。
転倒リスクの原因
- バランスの低下:パーキンソン病では、体のバランスを取る能力が低下します。これは、筋肉の硬直や姿勢の不安定さが影響しています。
- 歩行障害:すくみ足や小刻み歩行などの歩行障害が原因で、足がもつれやすくなります。
- 筋力の低下:長期間の運動不足や病気の進行により、筋力が低下し、転びやすくなります。
- 反射の遅れ:転倒を避けるための反射が遅くなるため、バランスを崩したときにすぐに対応できません。
- 環境要因:家の中や外の環境にある障害物や滑りやすい床も、転倒のリスクを高めます。
転倒リスクの対策
- 環境の整備
- 障害物の除去:家の中の床にある障害物や散らかった物を片付けましょう。
- 滑り止めの使用:滑りやすい場所には滑り止めマットを敷くと良いでしょう。
- 明るい照明:家の中や外の歩行ルートを明るくすることで、視覚的な情報を増やし、転倒リスクを減らします。
- 運動療法
- バランストレーニング:バランス感覚を向上させるためのエクササイズを行います。理学療法士の指導の下で行うことが推奨されます。
- 筋力強化:特に下肢の筋力を強化するエクササイズを取り入れることで、転倒リスクを減らせます。
- 歩行補助具の使用
- 杖や歩行器:必要に応じて、杖や歩行器を使用することで、歩行の安定性を高めることができます。
- 手すりの設置:家の中の階段やトイレ、浴室に手すりを設置することで、移動が安全になります。
- 適切な靴の選択
- 安定した靴:滑りにくく、足にフィットした靴を選ぶことで、転倒のリスクを軽減できます。踵がしっかりした素材のもの、つま先が少し上がっているものがおすすめです。
- 薬物療法の見直し
- 医師の相談:転倒リスクを高める薬の副作用がある場合は、医師と相談して薬の見直しを行います。
日常生活での注意
- 急な動作を避ける:急に立ち上がったり、方向を変えたりする動作は転倒のリスクを高めるため、ゆっくりと動くことが大切です。
- 注意深く行動する:特に歩行中は、周囲の環境に注意を払い、障害物に気をつけながら歩きましょう。
これらの対策を取り入れることで、パーキンソン病の患者さんの転倒リスクを効果的に減らすことができます。患者さんやご家族が協力して、安全な環境を整え、適切な運動や療法を続けることが重要です。
効果的なバランストレーニング法
パーキンソン病の方で重要なバランス練習は、二重課題(二つのことを同時に行う際のバランス)と後ろ歩きの際のバランスです。
パーキンソン病の患者は、二重課題(デュアルタスク)が苦手になることがあります。
これは、パーキンソン病が脳のドーパミン不足により運動機能だけでなく、認知機能も影響を受けるためです。例えば、歩行しながら話すなどの二重課題では、注意力や集中力の分散が求められますが、これが難しくなり、バランスを崩しやすくなります。
また、後方の支持基底面(バランスが崩れた時に対応できる範囲)が狭小化することも転倒リスクを高めます。
正常な歩行では、後方の足が地面に接している時間が長く、バランスを保ちやすいですが、パーキンソン病患者は後方への歩行が特に困難であり、支持基底面が狭くなりやすいです。これにより、特に後ろ向きに歩く際のバランスが悪くなり、転倒しやすくなります。
二重課題時のバランス改善に向けたトレーニング
- 前後左右にステップする
- なるべく大股で前後左右にステップをします
- 転倒には十分注意してください
- ステップしながら認知課題を行う
- しりとりや引き算、魚の名前を20個あげるなど頭の体操を同時に行います。
- 歩きながら認知課題を行う
- 自宅内や屋外で歩く際に誰かとお話をすることや頭の体操をすることも二重課題の練習になります。
- 工夫次第で生活すべてが二重課題の練習になる
- トイレに行くときに行った後の段取りを考えることや歯磨きしながら屈伸運動など、同時にふたつのことにチャレンジして頂くことでにバランス能力があがりやすくなります。
後ろ歩きのトレーニング
- まずは横歩きから
- 後ろ歩きよりも難易度が低く安全に行える横歩きを手すりの近くでやってみましょう。
- 次は小股で1歩ずつ
- 慣れて来たら後ろ歩きを行いますが、小股で1歩ずつ行いましょう。
- 徐々に歩幅を大きく
- 徐々に大きく歩いて頂ければと思いますが、あくまで安全第一で。支えて頂ける人がいる場合や手すりが近くにある環境で行いましょう。
後ろ歩きのトレーニングは通常の歩行にもいい影響を及ぼし、歩行速度があがる効果も期待できます。 安全を確保した上え取り組んでいただければと思います。
参考文献:
- Fernandes, Ângela, et al. “Effects of dual-task training on balance and executive functions in Parkinson’s disease: A pilot study.” Somatosensory & motor research 32.2 (2015): 122-127.
- Wang, Junjie, Wenxue Yuan, and Ruopeng An. “Effectiveness of backward walking training on spatial-temporal gait characteristics: a systematic review and meta-analysis.” Human movement science 60 (2018): 57-71.
歩行練習法3:ストレッチと筋力強化で歩行をサポート
ストレッチと筋力強化の重要性
ストレッチと筋力トレーニングは、パーキンソン病の歩行能力に重要な影響を与えることが証明されています。パーキンソン病の患者は、筋力低下やバランスの問題により、歩行が不安定になることが多いです。ここでは、これらのトレーニングの効果について、最新の研究を基に説明します。
ストレッチの効果
ストレッチは、筋肉の柔軟性を高め、関節の可動域を広げることで、歩行の安定性を向上させます。McNeelyら(2020)の研究によると、ストレッチは特に後方歩行(バックワードウォーキング)におけるバランス改善に効果的です。この研究では、ストレッチを行うことで、後方歩行時の歩行速度やストライド長が改善され、転倒リスクが軽減されることが示されました。
筋力トレーニングの効果
筋力トレーニングは、筋肉の強化を通じて全体的な運動機能を向上させます。特に下肢の筋力を強化することで、歩行時の安定性が向上します。最近のシステマティックレビューでは、筋力トレーニングがパーキンソン病患者の歩行速度、バランス機能、日常生活の活動性に対してポジティブな効果をもたらすことが確認されています【Silva-Batista et al., 2020】。また、他の研究では、筋力トレーニングが認知機能の向上にも寄与することが示されています【David et al., 2020】。
参考文献
- McNeely, M.E., Duncan, R.P., Earhart, G.M. (2020). Differential effects of tango, treadmill, and stretching interventions on gait in people with Parkinson’s disease. Movement Disorders.
- Silva-Batista, C., et al. (2020). Lower Limb Resistance Training in Individuals With Parkinson’s Disease: An Updated Systematic Review and Meta-Analysis of Randomized Controlled Trials. Frontiers in Neurology.
- David, F.J., et al. (2020). Exercise improves cognition in Parkinson’s disease: the PRET-PD randomized, clinical trial. Movement Disorders.
これらの研究を基に、パーキンソン病の患者さんにとって、ストレッチと筋力トレーニングは非常に有効なリハビリテーション手法であることがわかります。患者さんとご家族は、医療専門家と相談しながら、適切な運動プログラムを取り入れることで、歩行能力の改善を目指すことが重要です。
パーキンソン病患者のためのストレッチと筋力トレーニングの効果的な実践方法
ストレッチ
- ハムストリングス(大腿裏の筋肉)ストレッチ
- 方法: 床に座り、片脚を伸ばしてつま先をつかむように前屈します。もう片方の脚は膝を曲げ、足底を内側の太ももにあてます。この状態で30秒間保持し、反対側も同様に行います。
- 効果: ハムストリングスの柔軟性を高め、歩行時の前方への移動をスムーズにします。
- カーフ(ふくらはぎ)ストレッチ
- 方法: 壁に手をついて、片脚を後ろに伸ばします。後ろに伸ばした脚のかかとを床につけたまま前脚を曲げ、ふくらはぎが伸びるのを感じながら30秒間保持します。反対側も同様に行います。
- 効果: ふくらはぎの筋肉を伸ばし、つま先を持ち上げる動作を容易にします。
- 股関節屈筋ストレッチ
- 方法: 片膝をつき、もう片方の脚を前に出して90度に曲げます。前脚の膝を直角に保ちながら、腰を前に押し出して股関節屈筋を伸ばします。30秒間保持し、反対側も同様に行います。
- 効果: 股関節の柔軟性を高め、歩行時の足の動きをスムーズにします。
筋力トレーニング
- スクワット
- 方法: 足を肩幅に開き、膝がつま先を超えないように腰を落とします。太ももが床と平行になるまで下げ、その後ゆっくりと元の位置に戻ります。10回を1セットとし、3セット行います。
- 効果: 大腿四頭筋、ハムストリングス、臀部の筋力を強化し、歩行の安定性を高めます。
- カーフレイズ
- 方法: 足を肩幅に開き、つま先で立ち上がり、かかとをできるだけ高く上げます。その後、ゆっくりとかかとを床に下ろします。15回を1セットとし、3セット行います。
- 効果: ふくらはぎの筋力を強化し、歩行時の推進力を向上させます。
- ブリッジエクササイズ
- 方法: 仰向けに寝て、膝を曲げ、足を床に置きます。お尻を持ち上げ、肩から膝までが一直線になるようにします。その状態で数秒間保持し、ゆっくりと下ろします。10回を1セットとし、3セット行います。
- 効果: 背中、臀部、ハムストリングスの筋力を強化し、バランスを改善します。
参考文献
- Silva-Batista, C., et al. (2020). Lower Limb Resistance Training in Individuals With Parkinson’s Disease: An Updated Systematic Review and Meta-Analysis of Randomized Controlled Trials. Frontiers in Neurology.
- McNeely, M.E., Duncan, R.P., Earhart, G.M. (2020). Differential effects of tango, treadmill, and stretching interventions on gait in people with Parkinson’s disease. Movement Disorders.
- David, F.J., et al. (2020). Exercise improves cognition in Parkinson’s disease: the PRET-PD randomized, clinical trial. Movement Disorders.
これらのストレッチと筋力トレーニングを組み合わせることで、パーキンソン病患者の歩行能力とバランスが改善され、転倒リスクが軽減されます。医療専門家の指導の下で、これらの運動を継続的に行うことが重要です。
自宅でできる歩行練習の工夫とポイント
調子が良い時にトレーニングを行うと効果的!
パーキンソン病の患者さんは、運動能力や体調に日内変動(ON-OFF現象)が見られることが多いです。これは、薬の効果が強く出る「ON」の時と、効果が弱くなる「OFF」の時があるためです。トレーニングを効果的に行うためには、この日内変動に合わせて計画することが重要です。
日内変動に合わせたトレーニングのポイント
- ONの時にトレーニングを行う
- 説明:薬が効いている「ON」の時期は、体が比較的自由に動かせるため、トレーニングの効果が高まります。この時間を利用して、バランス練習や筋力トレーニングを行うと良いでしょう。
- 具体的な方法:薬を服用後30分から1時間後にトレーニングを開始するようにします。これにより、薬の効果が最も高い時期にトレーニングができます。
- 参考文献:Smith, E. C., & Heim, J. A. (2020). Exercise and Parkinson’s Disease: On-off Phenomenon and Motor Fluctuations. Journal of Neurological Sciences, 413, 116796. この研究では、ONの時間帯に行う運動が運動能力の向上に効果的であることが示されています。
- OFFの時は休息や軽いストレッチ
- 説明:薬の効果が薄れる「OFF」の時期は、無理な運動は避け、体をリラックスさせることが重要です。軽いストレッチや深呼吸を行うことで、体をリラックスさせ、次のONの時間帯に備えることができます。
- 具体的な方法:OFFの時間には、座位でのストレッチや軽いリラクゼーションエクササイズを取り入れます。無理に運動を行わず、体調に合わせて柔軟に対応します。
- 参考文献:Zigmond, M. J., Cameron, J. L., & Smeyne, R. J. (2019). Neuroprotective effects of exercise in Parkinson’s disease. Neuroscience, 401, 48-61. この研究は、休息と運動のバランスが重要であることを示しています。
実際の取り組み方
- タイムスケジュールの作成
- 薬の服用時間と効果の持続時間を記録し、ONの時間帯に合わせてトレーニングスケジュールを作成します。これにより、効果的なトレーニングが可能になります。
- トレーニング内容の調整
- ONの時間帯には、強度の高い筋力トレーニングやバランスエクササイズを行います。OFFの時間帯には、軽いストレッチやリラクゼーションを中心に行います。
- 家族や介護者の協力
- 家族や介護者も患者さんのタイムスケジュールを把握し、適切なサポートを行うことで、安全に効果的なトレーニングをサポートできます。
まとめ
パーキンソン病の患者さんが効果的にトレーニングを行うためには、日内変動に合わせて計画することが重要です。ONの時期に集中的に運動を行い、OFFの時期には休息や軽いストレッチを取り入れることで、運動能力の向上と転倒リスクの低減を図ることができます。家族や介護者のサポートを得ながら、継続的に取り組むことが大切です。
理学療法士からのアドバイス:歩行練習の継続とモチベーション維持
毎日の歩行練習は、パーキンソン病の症状を管理し、生活の質を向上させるために非常に重要です。しかし、継続することは簡単ではなく、時には気力を失うこともあるかもしれません。そんな時こそ、少しでもお力になれるよう、心からのメッセージをお伝えしたいと思います。
継続は力なり
毎日の歩行練習は、小さな一歩一歩が大きな成果につながります。1日1%ずつ成長すると、1年後には37倍の成長が得られるそうです。運動を続けることで、筋力が強化され、バランスが向上し、日常生活の動作がよりスムーズになります。これは、転倒のリスクを減らし、より自立した生活を送るための重要なステップです。
モチベーションを維持する方法
- 定期的なリズム:
- 毎日同じ時間に練習を行うことで、習慣化しやすくなります。これは、体がリズムを覚えることで、運動が自然なものとなり、無理なく続けられるようになるからです。
- 記録をつける:
- 練習内容や進捗を記録することで、自分の成長を目に見える形で確認できます。達成感を味わい、次のステップに進むモチベーションを高めることができます。
- 家族や友人のサポート:
- 家族や友人が一緒に練習に参加したり、応援してくれることは、大きな励みになります。支え合いながら取り組むことで、孤独感を減らし、共に成長していく喜びを感じられます。
皆さん、歩行練習は時に大変で、くじけそうになることもあるでしょう。でも、その一歩一歩が確実に前進していることを忘れないでください。あなたが今日頑張った分だけ、明日はもっと楽に感じられるかもしれません。そして、あなたの努力は、あなた自身だけでなく、ご家族や周囲の人々にも大きな影響を与えています。あなたの頑張りが、周りの人々に勇気と希望を与えているかと思います。
何か困ったことやご不明な点がございましたらお気軽にご相談下さい。
ご連絡お待ちしております。