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更新日:2024.05.30医療・DX2024年注目のリハビリアプリ3選|理学療法士が解説

はじめに

リハビリテーションは、健康の回復や機能の改善を目指す上で非常に重要です。近年、テクノロジーの進化により、リハビリをサポートするアプリが多く登場し、自宅でも効果的にリハビリが行えるようになっています。これにより、病院やクリニックに通う手間が省け、忙しい生活の中でもリハビリを続けやすくなっています。

リハビリアプリを利用することで、いつでもどこでも専門的なリハビリが受けられることで、モチベーションを保ちながら継続することが可能です。

今回は、理学療法士の視点から、リハビリに最適なアプリ3選を紹介します。
それぞれのアプリの特徴やメリット・デメリットを解説します。


リハビリアプリの選び方

 

リハビリに適したアプリを選ぶ際にはポイントがあります。

 

お医者さんに外科や内科などの専門性があるように、リハビリスタッフにも得意とする分野があります。そこで、骨折した時には整形外科に行くように、ご自身のご病気やお怪我、お悩みにあった専門家と繋がることが重要です。

 

さらに、開発に専門家の監修があるかどうかも重要なポイントです。

 

これらのポイントを抑えることで、リハビリの効果を最大限に引き出すことができます。

 

 

2024年注目のリハビリアプリ➀|リハモ

 

リハモは、利用者の健康状態やリハビリの目的に合わせたプランを提供するリハビリアプリです。

 

認定理学療法士の監修のもと開発されており、利用者は自分のご病気や健康上の悩みに合った療法士を選べる点が大きな特徴です。

 

 

 

 

例えば、腰痛を抱える方は通院することも大変ですが、自宅に居ながら、腰痛を得意とする理学療法士から適切なストレッチや運動のアドバイスを受けることができます。

 

リハモの公式サイト: https://rehamo.online/

 

利用者からは、「リハビリが楽しくなり、続けやすくなりました。毎日の進捗を確認できるので、モチベーションが上がります。」という声が多く寄せられています。また、「専門家のアドバイスがアプリ内で受けられるので、安心してリハビリを続けられます。」との評価もあります。

 

理学療法士の視点から見ると、リハモには以下のようなメリットとデメリットがあります。

 

メリット

  • パーソナライズされたリハビリプランの提供
  • 自分の悩みに合った療法士を選べる
  • 利用者が楽しみながらリハビリを続けられる工夫がされている

 

デメリット

  • 接触を必要とする一部の専門的なリハビリには対応していない
  • デバイスの操作に慣れていない高齢者には使いづらい可能性がある

 

お一人では継続が継続することが難しいかたでも、専門科の助言を定期的に受けることで着実にリハビリを積み重ねることができるようになりますので、検討してみてください。

 

 

2024年注目のリハビリアプリ➁| ことばリハモ

 

ことばリハモは、言語リハビリに特化したアプリです。

 

失語症や発声障害などのリハビリを効果的に行えるように設計されており、言語聴覚士の監修のもと開発されています。

 

オンラインでも行える言葉や高次脳機能障害に関する評価を活用して、計画的に発声や発音の練習をサポートします。

 

ことばリハモの公式サイト: https://rehamo.online/kotoba/

 

利用者からは、「発声の練習が楽しく、続けやすくなりました。日々の記録を見ながら進捗を確認できるので、自信が持てるようになりました。」という声が多く寄せられています。

 

また、「専門家のアドバイスを受けながら、自分のペースでリハビリができるので、安心感があります。」との評価もあります。

 

ことばリハモには以下のようなメリットとデメリットがあります。

 

メリット

  • 専門的な言語リハビリが自宅でできる
  • 専門的な評価に基づく効果的な練習

 

デメリット

  • デバイスの操作に慣れていない高齢者には使いづらい可能性がある

 

ことばリハモのリハビリでは特に、ご家族と一緒に参加されることで、日常でのコミュニケーションにも活かして頂けることがあります。

 

ご家族で失語症や構音障害などことばに関するお悩みをお持ちの方がいらっしゃる場合には無料体験を試してみてはいかがでしょうか。

 

 

2024年注目のリハビリアプリ➂|ことばリハモfor Kids

 

ことばリハモfor Kidsは、子供向けの言語リハビリに特化したアプリです。

 

ビデオ通話を用いて、ご自宅で受けられる「ことばの訓練」サービスです。経験豊富なスタッフが対応するため安心です。

 

ことばリハモfor Kidsの公式サイト: https://rehamo.online/kotoba-for-kids/

 

ことばリハモfor Kidsの特徴は以下の通りです:

  • 経験豊富でやさしい言語聴覚士と一緒だから、楽しく安心にことばの練習が行えます!
  • 通学の手間なし!自宅から受講できるのでパパ・ママの負担も少なく続けやすい!
  • リモートだから30分3,450円の継続しやすいおトク価格!

 

対象としているのは次のような人です:

  • お子様が周りとうまくコミュニケーションが取れず悩んでいる(自閉症、ADHDの疑いがある)
  • お子様に言語訓練を受けさせた方が良いのかが分からない
  • お子様が機能性構音障害と診断されたものの、近くに言語聴覚士がいない
  • お子様が「吃音かもしれない」と悩んでいる

 

ことばリハモfor Kidsでは、やさしい言語聴覚士がオンラインで「ことばの訓練」を行います。オンラインでの言語訓練は経験や技術が必要ですが、リモート専門サービスを提供してきたリハモの経験豊富なスタッフが対応しますのでご安心ください。

 

また、お子様「お一人お一人に合った」プログラムをオーダーメイドで提供しています。話せるようになるには「認知系・体全体の運動系・口内の動き」の全ての要素がバランスよく成長していくことがとても大事になります。

“ことばリハモfor Kids” ではお子様の苦手な部分に寄り添ったプログラムをオーダーメイドで提供いたします。

 

  • 言葉が遅い → 認知系の発達に効果的な訓練
  • 発音が悪い → 舌先・舌奥の動きを改善する訓練
  • 細かい動きが苦手 → 体全体の発達に効果的な訓練
  • 落ち着きがない → 落ち着きが得られる環境整備を行なった上での訓練

 

ことばリハモfor Kidsには以下のようなメリットとデメリットがあります。

 

メリット

  • 小児の専門家とリハビリができる
  • 自宅で受講できるので通学の手間が省ける

 

デメリット

  • 保護者の方と一緒にご参加いただく必要がある

 

近くに小児のことばに詳しい言語聴覚士さんが見つからない場合は、

一度オンラインで相談してみてください。

 

 

まとめ|リハビリアプリの活用方法

リハビリアプリを効果的に活用するためには、ご自身のリハビリの目的や目標を明確にすることが重要です。

 

ご自身の目的や目標をもとに、最適な専門家と繋がって頂き、継続することで、オンラインであってもリハビリの効果を得ることができるでしょう。

 

最新の技術を取り入れながら、ご自身の、そしてご家族の健康状態の改善や目標達成を目指しましょう。

この記事を書いた人

東馬場要1991年奈良県生まれ。医科学修士。脳卒中と神経難病の認定理学療法士。現在はロッツ株式会社でリハビリを実践しながら、災害支援団体にも所属して能登半島地震の被災者への支援活動を行っている。学生時代の経験から志した「障害や災害にあっても長生きを喜べる社会」の実現を目指している。

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